アジアにおける合意形成 東京会議2016

意見対立をガバナンスに活用する

Consensus Building in Asia Tokyo Conference 2016

Making Disagreements Work for Governance

2016年3月7日 13.00-18.30

東京大学本郷キャンパス 法学政治学系総合教育棟 (地図はこちらをクリック)

一部日英同時通訳あり、参加費無料

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社会経済の成長著しいアジア地域において、合意形成、政策対話、その他の参加型プロセスは、ガバナンスに欠かすことができない要素となりつつある。これらプロセスの運用に関する専門的知見は蓄積されつつあるが、行政の意思決定やガバナンスにおいて有効活用するための検討はまだまだ不十分である。

2016年3月7日に、Consensus Building in Asia (CBAsia) グループでは第7回となるワークショップを東京大学にて開催する。日本、アジア、世界各地の専門家が集い、合意形成プロセスに関する知見と経験を共有する。ディスカッションでは、アジアにおけるさまざまな活動・プロジェクトが議論される予定である。

CBAsiaグループは、アジアを中心とする地域において合意形成プロセスの設計、運用、研究を行ってきた実務家と研究者の非公式ネットワークである。CBAsiaでは、アジア各地で、合意形成に関わる現実的かつ複雑な課題について、情報共有や研修を定期的に行ってきた。2007年から定期的に開催しているワークショップには、行政職員、民間関係者、専門家などに参加いただいている。

ご自身の経験、懸念、疑問を共有いただく機会として、行政職員、実務家、研究者の幅広い参加を期待している。

主催: CBAsia Working Group、 東京大学公共政策大学院

プログラム

(*を付したセッションには日英同時通訳が入ります)

13.00-14.00 基調パネル: アジアにおける合意形成の課題、チャンス、驚き*

いまのアジアで政策や事業の合意形成プロセスを実際に進める上で、何が課題で、何がこれからのチャンスで、そしてどういう驚きに直面しているのだろうか。アジアの実務家と研究者が、最近の経験を共有し、これから数年で解決すべき課題について議論する。

パネリスト:
司会:

14.15-15.30 パラレルセッション1

ルームA: 組織の同意と合意の実現に向けた挑戦 *

合意形成や市民参加プロセスに向けて、われわれ専門家はその実施主体(行政機関など)といかに向き合うべきだろうか。より幅広い参加と、より合意を追求するプロセスの重要性をいかに説明できるだろうか。そして合意形成の結果の実現をいかに保障できるだろうか。

発表者:
司会:

ルームB: 再生可能エネルギーに向けた合意形成

再生可能エネルギーに関する政策および事業に関する合意形成プロセスの事例を共有する。

発表者:
司会:

15.45-17.00 パラレルセッション2

ルームA: 合意形成プロジェクトショーケース *

さまざまな政策課題に関する合意形成および市民参加の事例を共有する。

発表者:
司会:

ルームB: 教育・研修方法

アジアにおける合意形成や市民参加の次世代の実務家をいかに育成すべきだろうか。ファシリテーターや若手行政職員の研修にどのような手法を用いているのか。

発表者:
司会:

17.15-18.30 パネルディスカッション: パラレルセッションの報告とまとめ

18.30-20.00 懇親会(有料: 2,000円)

 

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※本会議はトヨタ財団国際助成プログラムの助成を受けて開催します。